せめてこのぐらいは
ちゃんとして
きちんとして
普通にして
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つい、言ってしまうワードです。
レッスンをしていて、以前は時々このような声を、おうちの方から聞くこともありました。
「もう、ちゃんとして〜」「パパに言うよ」「きちんとして」「鬼から電話がかかってくるよ」「普通にして!」
ともせんせいは、生徒さんとは1週間に1回、30分〜60分の短い時間しか関わることができません。
レッスンに来る前に、生徒さんがどのような過ごし方をされていたか、
もしかしたら、保育園で嫌なことがあったかもしれない、先生に怒られちゃったかもしれない・・・
そんな、生活全てを把握しているわけではない状況で、
「普通にして!ちゃんとして!」と言ったところで、この生徒さんの普通とは?
もしかしたら、おうちの方が忙しくて、保育園や児童クラブにいる時間も長く、ピアノの練習は来る前5分が勝負、のお子さんもいるかもしれません。
そうしたら、その子の「普通」とは、
🟢曜日がレッスン日だから、🟢曜日は教室に来る前に5分練習してくる、のが「普通」になりますし、
他の日は「練習する時間がない」「練習する余裕がない」のが、「普通」になるのだと思います。
教室で先生が犯しやすいミスは、「一般論で物事を片付ける」と言うことです。
そもそも「普通」と言うのは、その人の考える「一般論」であり、
その生徒さんに「寄り添った形」には、到底なりません。
教室を色々と探されている保護者の方で、これを読んでくださっている方にお願いです。
もし、「普通にして」「ちゃんとして」と言わないといけない時は、
「そもそもその子にとっての普通はこうだ」「ちゃんとする、とは、こう言うことなのだ」と言う、ご家庭での
子供さんとの共通の認識を持った上で、そのような言葉がけをしてあげてください。
ちなみに、ともせんせいは、その子がどんな状態できても、
うまくいく行かないは、私も相手も人間なので100%とは言いませんが、
「うまくいくように寄り添う」をベースの考え方にしています。
逆に、それが、ともせんせいの「普通」であり、「ちゃんとすること」と考えています。
生徒さんが大きかろうと小さかろうと、
「ちゃんとして」「普通にして」などという「ネガティブワード」は、
傷つくんです・・・
そうなんだぁ、気が付かなかったぁ、と言う方、
お子さんの声の掛け方を、今一度、見てあげてくださいね!
ご相談はいつでも受け付けております!
ともみゅーじっくピアノ教室公式ラインから、お気軽にどうぞ!
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