発達障がいは、生まれつき脳の発達が通常と違っているために、幼児のうちから症状が現れ、通常の育児ではうまくいかないことがあります。成長するにつれ、自分自身のもつ不得手な部分に気づき、生きにくさを感じることがあるかもしれません。
ですが、発達障がいは、その特性を、本人や家族、周囲の人が良く理解し、その人に合ったやり方で日常的な暮らしや学校や職場での過ごし方を工夫することができれば、持っている本来の力がしっかり生かされるようになります。(厚生労働省・みんなのメンタルヘルスより)

子どもたちの多くに現れる、幼児期の手先の不器用さは、ピアノにかかわることで、大きな進歩を遂げます。ともせんせいは、自身の子どもが発達障がいのため、子どもが3歳のころからピアノを見てきましたが、ピアノをやっていたからこそ、鉛筆の運筆や、箸の持ち方など、苦労が少なかったと感じています。
発達障がいの子どものレッスンを考えると、定型発達の子どもに対するアプローチより、より簡単な方法を見出し、負担を少なくしてできるようになる方法でレッスンしていきますが、これは、発達障がいのためのレッスンに限らず、どのお子さんにも適した、「難しくない方法」のアプローチといえます。
ですから、小さいうちから、ピアノやピアノを中心とした音楽に触れさせてあげられる環境を提供できます。

そして、ピアノ教育は、講師一人の力では、成り立ちません。
おうちの方との程よい連携で、子どもさんの発達を促し、ピアノが弾ける、ピアノが大好きな子どもに成長させてあげられると思います。
子どもさんのピアノレッスンに関心を持ち、また、おうちの方との距離を近くに保ち、必要な時はピアサポートを行えるようにしていきます。

ともみゅーじっくは、みんなの「第二のおうち」として、安定した心をもち、ピアノ教育を行う場所として、町に貢献していきます。

ともみゅーじっく♡ピアノ教室                  宮 田  智 美

発達障がい児に寄り添い、発達障がい児を積極的に受け入れる教室