発達障がいのお子さんのレッスンについて

こんにちは、ともせんせいです🎵

ともみゅーじっくピアノ教室には、「にじいろ音楽コース」というコースがあります。

このコースでは、通常の30分のピアノレッスンではなく、

少し時間に余裕を持っていただき、

ピアノを弾くことにとらわれないレッスンから、ピアノをどんどん弾いていくレッスンまで、

お一人お一人の現状に合わせたレッスン、セッションをさせていただいています。

①おんがくあそび療育(未就学のお子さん対象。50分・月3回のレッスン)

ゆくゆくはピアノも弾けるようになってほしいけど、今は、言葉の問題もあるし、音楽に触れてほしい、という保護者の方の言葉をきっかけに作ったコースです。

このコースでは、ピアノの扱いを「遊具」としています。

(宿題はありませんが、このコースでも発表会に参加することはできますので、準備が必要なものに関しては、お家ての課題が若干あります。)

コミュニケーションに難しさがある、指示が通りにくい、表情・表現に乏しく、何を考えているのかわからない・・・

などという小さなお子様には、「ともせんせいと一緒にあそぶ」こともします。

ともみゅーじっくには、小さなお子様の大好きな太鼓や小物楽器がたくさんあります。指先を鍛える教具(おもちゃ)もたくさんご用意しています。

そこから、少しずつ音楽によって主体的に行動するお子さんを育てていきます。

発達度合いにより、また、その子の嗜好やこだわりにも寄り添って、教室に来ることで、親御さんもこどもさんも力が抜けるような、そんな時間を過ごしていただけたらと思っています。

②発達障がいコース(年間40回・1レッスン60分で概ね小学校卒業までのお子様)

主として、ピアノのレッスンを60分で行う、合理的配慮の必要な方のためのコースです。

合理的配慮は、どんなお子さんにでも、どんなコースのお子さんにでもしますが、一つの課題をするのに時間がかかるケースが多いことと、クールダウンのための時間をレッスン30分経過時に取るので、こちらのコースを設置しています。

リズムうち、ソルフェージュ、聴音、ピアノレッスン、それ以外に、そのお子さんに必要と感じることを取り入れることもあります。

とても歌の上手なAくんには、ソルフェージュだけでなく、歌の指導もしていますし、

学校で音楽の時間にリコーダーでつまづいて音楽が嫌になってしまったBさんには、毎週学校のリコーダーの予習復習を取り入れています。今では、自信を持ってリコーダーが吹けるようになっています!

発達障がいコースの生徒さんには、コンクールを目指す方もいらっしゃいます。

コンクール事務局への合理的配慮のお願い、コンクール当日のサポートなどもできる限り行います。

 

合理的配慮が必要な生徒さんでも、30分のピアノコースを受けられている方もいらっしゃいます。

そうした時には、限られた短い時間であること、その中でのレッスンになること、やりたいといったことが今はできないよ、ということは致し方なくお伝えしています。

 

また、近年、発達障がいだけでなく、いろいろな障がいや疾病をお持ちの生徒さんが増えております。

講師も頑張っておりますが、おうちの方にご教授いただきながら、できる限りのことを、

逆に、ともみゅーじっくでないとできないことを提供していきたいと思っております。

 

最後に、健常なかたへのメッセージを書かせてください。

発達障がいのない方のことを、「定型発達」と言います。

ともみゅーじっくピアノ教室は、どなたでも入っていただける教室ですが、定型発達の方には、

「ともみゅーじっくには、にじいろの個性を持っているお子さんが多く通われている教室」ということをおしりおきください。

当教室に体験レッスンに行ってみよう、と思われた方がいらっしゃいましたら、

そのことをご理解の上、お問い合わせフォームよりご連絡くださいね。

 

長くなりましたが、ここまで読んでいただいてありがとうございました。

 

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