教室での飛沫予防について〜言葉の発達・マスクの功罪〜

いつもご覧いただき、ありがとうございます。

今日は、2023年10月版、ともみゅーじっくピアノ教室の「マスク」についてのお話をします。

 

教室では今年の5月より、「マスクは個々の判断で着脱をお願いします」と言うことをお伝えしています。

 

保育園、幼稚園では、2022年の夏くらいから、「マスクを外しての保育」が多くなりました。

それに伴い、未就学の生徒さんは、その時期から「脱マスク」をされる方も多く、教室でも「マスクを外しても安心して通える空間作り」に励んできました。

5月からは小学生はほとんど、6〜7月、暑くなってからは、大きい生徒さんや保護者の方も、マスクを外される方が多くなりました。

中には、「いまさらマスクを外すのは怖い」と言う生徒さんもいます。

顔を見られることへの抵抗感を感じます。

(教室へは、現在、ほとんどの生徒さんがマスクを外してきています)

 

2023年に入り、コロナの出口が見えてきた頃から、未就学児さんを対象に、「ともせんせいに、マスクを外してほしい方はお伝えください」と言う試みをしています。

それは、コロナ禍に発達段階で言葉の習得をする時期のお子さんが、コロナ前に比べて

「言葉の習得がより難しくなってきている感じがした」からです。

ともみゅーじっくでは、「おんがくあそび療育」と言うコースがあり、月3回、1回50分の時間を

おんがく×あそび×療育、と言う3セットで、関わりを持っています。

中には、言葉の発達が年齢に比べて遅いお子様もいらっしゃるので、

歌や話し言葉など、

より鮮明に声が聞こえ、口の見える形で話をした方がいいからです。

 

このコースの方の何名かは、「ともせんせい、マスク外してください」と言われましたので、

そのように対応させていただいています。

 

感染症は人との関わりで生まれます。

消毒、空気の清浄、飛沫感染には、現在も注意を払ってレッスンをしていますので、

待合室には、現在もパーテーションが据えつけてあります。

 

ただ、ピアノを弾く空間では、どうしても生徒さんとの距離が近く、

しかも「喋る」「歌う」の繰り返しになるので、

講師のみ、マスクをつけてレッスンしています。

 

皆さんが健康で、初めてレッスンに通って来られるわけですから、

病気を持って帰ってもらうのは本末転倒ですので、

2023年10月現在は、講師はマスクを着用してピアノレッスンを行っております。

そして、保護者の方からのお申し出のあった方のみマスクを外してレッスン、セッションをしています。

 

発達の期待をされる方には、マスクは罪となりますし、

感染のリスクを考えておられる方にはマスクは功となります。

 

二つを使い分けながら、皆さんに気持ちよく通ってもらえる環境作りを続けていきますので、

安心して通ってきてくださいね!

 

ちなみにピアノの鍵盤は、アルコール消毒ができませんので、専用の次亜塩素酸にて、消毒をしています。

今から弾きます!と言う方も、アルコール以外の消毒を施されています。

 

教室の話から離れますが、先日、声楽家の方々のコンサートの伴奏をさせていただく機会がありました。

コロナ禍を越して、やっと演奏会ができた今回は4年ぶり、とおっしゃっていました。

 

でも、広島の街は、マスクをはずしてコンサートができる環境になってきました。

(閑散地では、歌を歌うことも憚られrているようですが・・・)

 

歌う、笑う、喋る、これは、人間の元気の源です。

ですから、ぜひ、どんどん安全な場所で弾いたり歌ったりしてくださいね!

 

演奏会の時は、私もマスクを外して、の演奏でした。

舞台の上ではしゃべりませんので、安全です(笑)

 

教室に来てみたいな、と思われている方、

どうぞ安心していらしてくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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