脳とピアノの関係~ピアノを弾くと頭がよくなるの?~

大事なのは“社会の中でうまく生きていく知能を育てること”

「ピアノはスキルを伸ばすだけでなく、地頭をつくる万能な習い事ということが脳科学的に証明されているというお話をしました。今おこなったことが、いろいろな能力につながる…こういった現象を“般化現象”といいます。実は、般化現象がとても重要なんですね。貴重な幼児期は、あまり時間がありません。だいたい遅くても8歳、本来は6歳までに般化現象を起こすような何かをやっておかないといけないんです。いろいろなことが将来できるためのベースを作れるのが8歳までだからなんです。もちろん様々な習い事があって、やりたいことも人それぞれですから好きな習いごとをやってスキルを身につけることは必要です。ただ、あれもこれもではお子さんも大変ですし、人生を生き抜くためにはスキルだけではダメなんです。好きな習いごとがあるなら、それもやりつつ、8歳までに般化現象を起こし能力を伸ばす効果がある習い事もやることをおすすめします。それが、今の時点ではピアノであり、そろばんであり、サッカーという研究結果が出ています。ピアノに関しては、学校の必修科目にしてほしいくらいです(笑)。どうか、幼児期の限られた時間の中で、お子さんの能力を最大限に伸ばしてあげてください」

「一番よくないのは、特化したものばかりやって、その成功に満足することです。つまり、計算だけ特化してできても文章問題ができないのでは意味がありません。跳び箱ばかりやってそれだけが特化してできても、ボールがうまく蹴れなければ運動知能が伸びているとは言えません。受験勉強がいい例です。あれは、勉強のスキルは身につきますが、能力を伸ばすものではありません。あくまでも受験を勝ち抜くためのスキルなんです。いい学校に受かったからといって、人生の成功ではないですよね?いい学校に入っても社会に出てドロップアウトしてしまう人はたくさんいます。逆に受験で失敗したからといって、人生で成功している人はたくさんいます。つまり、人生を生き抜くために必要なのは、スキルではなく、自分の頭で考え、自分で判断し行動できる能力・地頭が何より必要です。そこを伸ばしてあげてください。そして、どうかお子さんの目の前の成功や失敗に一喜一憂しないでください。あくまでも“今は社会の中でうまく生きていく知能を育てている”という段階なので、もっとずっと先を見据えて見守ってあげてください。お子さんが自分の夢をもち、将来それを叶え幸せな人生を送れるように、お子さんを信じて導いてあげてください」

脳科学者の澤口俊之先生のお話です。

澤口先生は、ピアノを小さいころからすることを、とてもいいことだと推奨しています。その理由が、上の文章となります。

スモールステップでいいんです。コンクールで勝ちたいとか、音大を目指すとかではないんです。
ピアノを通じて、試行錯誤をする力を身に着けてほしいです。
頭を働かせ、指先を動かし、脳に刺激を与えることが、幼児期、学童期の子供さんには必要で、お母様方にも知っておいていただきたいなぁ、と思い、今日のブログにしました。

ご興味のある方は、澤口先生のご著書『やる気脳を育てる 』(単行本) – ¥1,296

『夢をかなえる脳』 – 澤口俊之 単行本(ソフトカバー) ¥1,512

『発達障害の改善と予防: 家庭ですべきこと、してはいけないこと』 (実用単行本) – 澤口 俊之 単行本 ¥1,512

など、ご覧になってみてください。

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