講師ともせんせいの自己紹介♡

ともみゅーじっくピアノ教室・専任講師 宮 田 智 美

発達障害の子供を育てたピアノ講師

皆さん、こんにちは。

ともみゅーじっくピアノ教室の講師をしています、宮田です。皆さんからは、「ともせんせい」という愛称で呼ばれております。どうぞ、お気軽に!

私は音楽大学を卒業して、(財)ヤマハ音楽振興会の講師として、主に「幼児」のグループレッスンの研究を行いました。

歌作り、作曲、主体性をもった音楽を指導する方法を、クラスで実践してきました。

そして、子どもの出産を機会に、個人教室のみの指導を行ってきました。広島市安佐北区の口田で、大学を出てからずっと、長い間、ピアノレッスンに従事しています。

子どもは一人ですが、紆余曲折を経て、中学1年生の時に入院した病院で、検査を受けることになり、「ASD」(自閉症スペクトラム)と診断されました。言葉の遅れがなく、知能の遅れもなかったために、発見がこの時期になりました。すでに二次障がいを発症しており、その後での診断でした。

それと前後して、5年間にわたる、「不登校」もありました。これは、「睡眠障害」からくる生活リズムの問題、そして、いじめが原因でした。

この子は、3歳の時からピアノを弾いています。

うちの教室の行事に参加したい、だったら私もピアノが弾けなければ・・・という、幼心から始めたピアノ。

人よりなぜか弱い指、大きい音が出せない、楽譜を読むスピードが遅い、など、教えていた私には感じるところがありましたが、とてもきれいな音でピアノを奏でる子でした。

ピアノを普通に弾いていたせいか、鉛筆の運筆の問題、箸の持ち方の問題は、うちでは特に感じていませんでした。

これは、ピアノのおかげだと思っています。

そして、何よりも、ピアノがそばにある生活、苦しいとき、つらいときにピアノが慰めてくれる、といった、「お友達」になれたことが、彼女にとって、一番の心の支えとなりました。

現在は、自立して、頑張って働いております。

そんな風に、「〇年後のASDの子供」の姿を、教室では、おうちの方に寄り添いながら、見通しを立ててあげることができるのが、ともみゅーじっくの強みだと思っています。

ピアノが大好きな子を育てる、頑張る方法を見出してあげる、その子の得意を特技に変える、そして、特性を「個性」に導くレッスンを、今日も行っております。

「安心するピアノ教室」「第二のおうち」を目指して、頑張っていきますので、町の元気な音楽教室を、どうぞよろしくお願いします。

 

宮田智美・・・5歳からピアノを始める。遊び弾きが大好きな児童期を経て、小学高学年より、クラシックの世界へ没頭。中学では、吹奏楽でクラリネットを担当。カワイ音楽コンクールピアノ部門Aコース全国大会にて、入選。高校から、ピアノ一本で邁進し、音大進学を目指す。中国ユース音楽コンクールピアノ部門高校生の部本選奨励賞。エリザベト音楽大学器楽学科ピアノコースに進学。2年次、特待生に選抜され、奨学金を受ける。卒業時、卒業演奏会にピアノソロで出演。卒業後、ヤマハのせんせいとして、町の教室でレッスンしながら、幼児コースのプロジェクトに入る。第1回堺国際ピアノコンクールにて、奨励賞。ともみゅーじっくピアノ教室を設立。町の頑張る子供たちのレッスンをしながら、今日に至る。座右の銘は、「己に徹して人のために生きよう」趣味は、手捏ねパンを作ること、大好きな家族、チワワ3匹♬