ともみゅーじっくのレッスンでは、とにかく生徒さんとよく話をします。
日常的な会話から、ピアノのレッスンの最中のやり取りまで、とにかくよく会話をします。
なぜだと思いますか?
もちろん、ひとのコミュニケーションに大事だからと言うこともあります。
でも、それだけではありません。
演奏している時、弾くのをやめた生徒さんがいたとします。
理由としては、
①今の演奏がよくなかった、と判断してやり直しをしようとしているから
②よくわからないけど、なんか続けたくなかったからやめた
などが考えられます。
自分で「今のよくなかった」と言う気持ちはあるけど、それを言葉にすることが難しい生徒さんもいらっしゃいます。それを「言語化」する作業をしていきます。
言葉にする作業をすると、今からどうしたら良いか、頭でよくわかるようになります。言い方を変えたら「頭の整理ができる」と言うことです。
「言葉にする」作業を重ねると、演奏をよく「聴けるようになります」
言葉にすることとと演奏はリンクしています。
どちらも「頭で考えるから」です。
ですので、学校のクラスに「ピアノを弾くのが上手な子は頭がいい」と言う子もいるの、納得だと思います。私が小・中学校の頃も、周りにいたピアノの上手なお友達は、学校の成績も良かった記憶があります。
ただなんとなく弾く、好きなように弾く、と言うのとは違います。
でも、意図的に「考えながら弾く」と言うことを続けていたら、ピアノの上達も早くなりますし、頭で考えることも、言葉にすることも上手になります。
ともみゅーじっくでは、言葉にすることをお手伝いしながら、一緒に音楽を作り上げていきます。
私がピアノを教え始めた30年前より、「言葉にするのが難しいお子さん」が多くなっている感じがします。でも、できるようになるので、一緒に「自分のことば」を表現できるようにしましょうね!
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